40代50代の大人女性のお悩み第1位と言えば、
そう、白髪染めです。
そんな毎日悩める大人女性にたくさん支持されている美容師が、
美容室で白髪を染めたほうが絶対に良い!
そのメリットについて徹底解説します!
ドラッグストアにたくさん並んだ白髪染め。
今では1つの棚にぎっしりホームカラーが並んでいるのが当たり前になりましたね。
時間を問わず自宅で簡単にできるし、何よりも値段が安い!という事でついつい市販の白髪染めで染めている方も多いと思います。
絶対美容室で染めた方がいい!と公言している僕も、
学生時代には市販のカラー剤を使って自分で染めていたのですが、
1回もキレイに染まった事がありません。。。
安さに負けて何回も染めていました。。。
失敗例を挙げれば数知れず。
まず、箱に書いてある色にならない。
上手に塗れてない事で仕上がりがムラだらけ。
洗面所やお風呂が汚れてしまって、親に怒られる。。。
ごめんなさい。もうしません。
なんとも散々な結果に。
たまに上手く染まったと喜んでいても、洗ってるうちにすぐ色が落ちてしまって、1週間ほどでバサバサの茶髪に。
結果、髪の毛が傷んだだけでした。
市販で染めなきゃ良かった。
なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
まず、
目次
白髪染めってどうして傷むの?
カラーをする時2つのお薬を混ぜますよね。
1液は色味のお薬。
2液は髪の内部に色を入れるためにキューティクルを開く過酸化水素水です。
美容室ではお客様の希望の色とお客様の現状の髪の色をみて、1液の色味を調節し、
お客様の髪の状態、傷み具合をみて2液の強さを決めるので、
お客様ひとりひとりにあったヘアカラーを調合していきます。
薬剤のメカニズムで言えば、市販の白髪染めもサロン用も同じですが、市販のお薬は短時間でどんな髪でもしっかり染まるように薬剤がかなり強めなんです。
髪や頭皮がデリケートな人は負担になることもあります。
さらに、髪の毛が傷む原因ジアミンも入っています。
美容室だとシャンプーの際にアルカリ除去剤を使ったり、炭酸泉を使って丁寧に洗い流すので安心ですが、市販の白髪染めだとそれができないですよね。
なので市販の何度も長期間使い続けてしまうと、髪の毛だけでなく頭皮まで傷む原因になってしまうんです。
初心者でも簡単に染めることが出来ると人気の泡タイプ。
泡タイプの方がクリーミーな印象で一見優しそうですが、浸透力が強いのでちゃんと傷みます、、、。
それを白髪を染めるたびに、根元から毛先まで毎回揉みこみながら塗るとまたさらにキューティクルを剥がしてしまって傷んでしまいます!!
なるほど。
キューティクルが閉じないからすぐ色落ちしてしまうんですね。
学生時代の僕に教えてあげたいです。
ここが違う!市販の白髪染めと美容室の白髪染めの違い
まず、
美容室の最大のメリットとは?
お客様ひとりひとりの現在の状態に合わせた配合で、根元と毛先のカラーの塗り分けができます!
地毛がもともと明るい方への対策はもちろん、
根本が何センチ黒いのか、
パーマをかけて乾燥しているのか、
ストレートパーマをかけてダメージしているのか、はたまた
ご自宅でのお手入れ具合など。
僕たちはその全てを考慮してお薬を配合しています。
健康な根元には希望するカラーに向けた明るめのパワーの強いお薬【過酸化水素水(6%)】を使います。
ダメージで明るくなってしまっている毛先にはキューティクルを開かないで色味だけを入れてトーンダウンするお薬【過酸化水素水(2%)】で染めます。
毛先を塗る2%のカラー剤はトリートメント成分が配合しているモノを使うので、カラーしたのに手触り悪くなりません。
美容室の白髪染め成功の三原則は?
美容師さん向けの勉強みたいな内容ですが、
1 的確なカラー剤のチョイス
美容室で白髪染めしたのに、
すぐ白髪の部分だけキラキラしてしまって逆に目立ってしまった方いますよね?
『白髪染めして欲しいけど、黒く染めるのはイヤ!』
カウンセリングで美容師さんにそう伝えると、白髪染めを明るく配合し過ぎて白髪が染まりきらずにこの失敗になりやすいんです。
白髪染めが上手じゃない美容室は他の明るめのカラーも上手じゃないです。
ハッキリ言い切れます。
当日は茶色く染まって白髪じゃなくなった髪の毛が、洗っているうちにすぐ
「ワタシ元白髪だったんですよ、」
と主張してしまうキラキラ白髪は恥ずかしいですよね。
1ヶ月経ってもこのキラキラにしないのが美容室で白髪染めする当たり前。
そのためにはヘアスタイル作りの技術だけじゃなくカラー剤の知識も豊富な美容師さんに染めてもらうのが1番ですよ。
2 たっぷり使って染める
髪の毛の白髪の分量は髪の毛全体に均一ではありません。
分け目や生え際に固まって生えていたりしますよね。
白髪になる髪の毛は「メラニン色素作るのやーめた!」っていう髪の毛です。
どうやらこのメラニン色素が抜ける事で髪の毛自体の柔らかさが無くなってしまうんです。
結果、黒かった髪の毛よりも白髪の方がハリが出て黒髪の中になじまずに、ピョンと飛び出てきてしまうんです。
それが生え際や前髪、分け目からピョンピョン。
目立って欲しくないのに目立ちたがります。
気になりますよね。
その為に美容室で白髪染めする時は、その元気な白髪をしっかりと染める為に、たっぷりとカラー剤を塗ります。
上下左右髪を色んな方向から髪を分けてたっぷり塗ります。
「私もともと茶色い髪の毛でしたよ。」と言わんばかりにしっかり染めます。
それでも顔まわりや分け目のピョンピョン出てくる元気な白髪はペーパーを貼ってキチンと上下左右カラー剤に触れさせておく事で色持ちの良い白髪染めができます!
3 しっかり時間を置いて反応させる
的確な配合にして、たっぷりカラー剤を塗っても塗り終わった直後にシャンプーしたら、白髪は染まりません。
失敗です。
当たり前ですよね。
カラー剤の説明で言ったように、キューティクルを開いてカラーを髪の毛の中で発色させる時間が必要なのです。
メーカーによって違いますが、ざっくり言うとだいたい30分間。
市販の白髪染めは5分や10分で染まるものもありますが、僕たち美容師にしてみればそんなに短時間でキューティクルを開くアルカリのパワーの強さを感じるので怖いですね。
カラー剤のもともとある色味をしっかりと時間をかけて発色させて染める事で色持ちがバツグンに良くなります。
この三原則
的確な配合を考えて、たっぷりと塗ってペーパーで飛び出て来ないようにして、しっかり必要な時間をかけて発色させる事で白髪染めが初めて成功と言えます。
美容室の白髪染めリタッチってどういうこと?
髪を一度染めて時間が経つと根元からだんだんと毛が伸びてきて、染めた部分と新しく伸びてきた部分との髪色の差が目立ってきますよね。
その差をなくすために、新しく生えてきた部分を染めてある毛先の色にそろえることをリタッチと言います。
市販の白髪染めでも自分でリタッチすることはできなくもないんですが、難易度はかなり高めです!
まず、毛先に付かないように根元だけを塗る作業が難しい。
さらに、毛先は色落ちしている髪なのでその色に合わせるのはかなり知識と技術が必要です。
前回と同じ市販のお薬を使っても、根元だけ明るく染まったり、反対に黒く染まり色ムラができてしまう。。。なんて失敗も起こりやすいですね。
また、失敗したからと言ってその上から色を重ねても綺麗に染まらない場合がほとんど。
毎回根元から毛先までフルカラーはかなりのダメージです。
リタッチのメリットは新しく生えてきた健康な根元の部分だけにお薬を付けるので、髪へのダメージがかなり軽減されます!
他にもある!リタッチのメリット
美容室でリタッチだけしていると、毛先のダメージの進行が抑えられるので、パーマを毛先にかけたり、クセっ毛が気になる所にストレートパーマをかけやすいです。
ヘアスタイルを楽しむためにもリタッチはおススメですね。
リタッチは値段が安い!
白髪が気になる時期は人それぞれですが、気になるたびに毎回毛先までカラーだとかなりの出費が、、、
白髪に悩んでいるお客様のためのリタッチ料金を用意してある美容室もあります。
souRiLeだとカラーしてから2ヶ月以内にリタッチしにいらしてくださったお客様は+5000円でリタッチすることが出来ますよ。
souRiLeのお客様は30代、40代、50代、60代、さらに70代以上の大人のお客様がたくさんいらっしゃっています。
スゥリールの白髪染めのお客様は、ほぼ100%リタッチで対応しています!
毛先がキラキラになってすぐ色落ちをしないように染めているからこそですね。
ちなみにスゥリールのカラー料金は?
ショートの全体カラーが6500円〜、ロングだと8000円〜。
スゥリールでカラーをした後2回目以降はリタッチ料金が使えるので、
リタッチカラーは5000円。
シャンプーブロー料金が1000円プラスされるのですが、リタッチとシャンプーブローで6000円のお客様が多いですよ。
自分で市販の白髪染めを買ってムラになったり、ダメージして失敗するかも知れないリスクを考えると美容室の白髪染めはお得なんです!
ポイントカラーのススメ
目立つ位置に白髪が生えていて2週間や3週間で
顔まわりや分け目の白髪が目立つ、すぐ生え際が気になってしまう方にはポイントリタッチがオススメ。
耳前もみあげからもみあげまでの顔まわりだけ、分け目をつむじ辺りまでだけの「Tゾーンカラー」だと
分量によって変わりますが+3000円からさせていただきます。かなりお得です!
市販の白髪染めで染めているあなたに知ってもらいたい!美容室で染めるメリットは
結論
美容室でする白髪染めは傷まない!ということです。
末永くきれいな髪と付き合っていくには自己流で白髪を染める前に美容室に来ていただくのがベストです。
市販の白髪染めで一度色を入れてしまった髪の毛は、サロンで塗り直しても前の色が残っているため色ムラになったり、希望の色になりづらいです。
加齢とともに髪質や頭皮の悩みも出てくるなか、髪質に合わせて色を決めたり、頭皮環境によって染め方を相談できるのは美容室ならでは。
白髪が気になり始めたらプロにお任せするのがオススメです。
是非、市販の白髪染めを選ぶ前に、担当してくれる美容師さんとしっかり相談してみてくださいね。
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souRiLe 林 卓