日差しや乾燥した空気、摩擦など日常を生活しているだけでダメージをしてしまう髪の毛。
実はダメージを受けやすい髪の毛
毎日、髪の毛のケアをしていますか?
当たり前ですが、毎日ケアをしていないと髪の毛は綺麗になりません。
わたしは、ブリーチをしているのでかなりのダメージ毛です。
ケアをしないと、枝毛や切れ毛、パサつき、髪の広がりがどんどん悪化していきます。
「美容師だから、お店で定期的にトリートメントしてるんじゃないの?」
忙しくてする時間がありません、、、
ですが、普段のシャンプー・コンディショナー・ドライヤー
この工程にひと手間加えただけで美髪になることが出来ます。
傷んでいるように見えないですよね?
普段髪にかける時間と全く変わらないので、皆さんも必ずできます。
今回はいつものケアに一工夫で美髪に出来るケア方法を伝授していこうと思います。
まずはじめに、説明するにあたって必要な知識を説明していきます。
目次
美髪になるための必要な知識
キューティクル
シャンプーの広告やテレビコマーシャルなどのキャッチコピーでキューティクルを守ると言うフレーズをよく耳にすると思います!
ですが、キューティクルが何か知っている人は少ないのではないでしょうか?
まず初めにキューティクルについて説明していきます。
上は、中心部から毛髄質、毛皮質、毛小皮(キューティクル)の三層から成り立っています。
1番外側にあるキューティクルが髪の中心部を守っていますが摩擦や紫外線熱などの外部刺激によって毎日少しずつ剥がれ落ちています。
キューティクルが完全にはがれると毛皮質がむき出しになり髪内部の水分や栄養、色素などが流出、枝毛や脱色が進んで傷んでいきます。
キューティクルは一度剥がれると元に戻ることができません。
キューティクルは7〜8枚の層がうろこ状になって重なり合っています。
普段はぴったりと重なっているのですが、
水に濡れるとキューティクルが開いてしまいます。
開いているキューティクルは、ちょっとした摩擦などで傷ついたり剥がれてしまったりします!!
なので、お風呂上がりなどで濡れてる状態のときは、
出来るだけ素早く乾かすことが大切です。
美しい髪を保つためには、キューティクルを傷つけないヘアケアをすることが大切です。
頭皮
頭皮の重要性を知る前に、頭皮をチェックしてください。
健康な頭皮の条件は、
□色が青白い
□頭皮が柔らかい
□脂ぎっていない
□抜けた根毛の先がマッチのよう
この4つの条件が当てはまれば、健康な頭皮状態になります。
この二つの知識がこれから説明することについてとても重要になってきます!!
シャンプーのテクニック
シャンプー剤の選び方
頭皮の汚れは落とすために毎日するシャンプー。
汚れを落とすために洗浄力の強いシャンプーを使っていませんか?
わたしも髪に負担をかけていなかった時代は、どんなシャンプーを使ってもサラサラヘアでしたが
カラーをし始めてからは、シャンプー中のごわつきや絡まりなど気になるようになりました。
ですが、髪の状態に合わせてシャンプーを使い始めてからは、髪の悩みに悩まされることが減ってきました。
傷んでる髪に、これ以上刺激を与えたくありませんよね。ですが頭皮や髪の汚れもしっかり落とさないとシャンプーの意味がありません。
なので、汚れは落とすけど、出来るだけ刺激の少ないシャンプーを選ぶことがよいです◎
洗浄力の強いものを使うと髪のキューティクルが剥がれやすくなります。
キューティクルが剥がれたり開いたりすると
髪の内部保湿成分や、脂質が落ちてしまいます。
キレイな髪にするには
サロンで販売されているシャンプーを使うことをオススメします。
風邪をひいたときにお医者さんに行って風邪の症状を見てもらい自分に必要な分だけのお薬をもらうのと同じで
シャンプーもスタイリストに髪質・ダメージを見てもらって自分に合うシャンプー剤を選んでもらって使用して頂いた方が髪の状態がとても良くなります。
ドラッグストアなどで市販されているシャンプーをつかう場合はアミノ酸系のもので、ラウレン硫酸、硫酸、オレフィン−スルホン酸が入っていないもので選ぶといいでしょう。
髪の洗い方にも注意!!!
髪は熱に弱いため熱いお湯ですと、キューティクルが開いてしまい、傷んでしまいます。
36〜38度くらいの温度で洗うことによって頭皮や髪への負担が軽減します。
シャンプーのやり方で1番重要なのが予洗いです!!
予洗いで髪についている汚れが約70%取れることができると言われております。
まずはシャンプーを付けずに髪の根本をしっかり指の腹で全体を擦ていきましょう!!
美容室でシャンプーされるときに意識してみるとわかるのですが、最初濡らしているときしっかり隅々まで指の腹でこすりながら濡らしていると思います!!
この動作をせずに、汚れが落ちてない状態でシャンプー剤をつけても泡立たないので、2.3分予洗いするのがコツです!
ここでようやく、シャンプーの出番です!
使う量は髪によって異なります。
男性や女性のショートやボブですと、1〜1.5プッシュ
ミディアム1.5〜2プッシュ
ロング3〜4プッシュ
が大体の目安です。
予洗いしていたことによって、少ない量で泡だてやすくシャンプーしやすくなります!!
シャンプー剤を手で軽く泡だててから髪全体に付けます。
お湯とシャンプー剤を空気を含みながら泡だてていきます。
泡を作ることによって髪と手の摩擦を減らしてダメージを最小限に抑える事が出来ます!
その泡を髪にではなく、頭皮に付けましょう!
ここでポイントなのが、シャンプーは髪の汚れを取るのではなく、頭皮の毛穴に詰まっている汚れを落とすイメージでシャンプーをしていきましょう!
予洗いの時と同様、指の腹で隅々まで擦っていきましょう!!
全体を洗えたら、シャンプーを流していきましょう!!
ここでポイントなのが、念入りに流すこと!!
シャンプーが残ったままですと、かぶれや毛穴が詰まってしまい、頭皮トラブルの原因になります。
なのでしっかり流しましょう!!
朝シャン?夜シャン?
髪にとって1番良いのは夜シャンプーです。
朝ですと、前の日の汚れを一晩一緒に過ごすことになります。そして必要な皮脂も朝シャンにより無くなってしまい、紫外線が頭皮に直接当たってしまい、乾燥の原因になってしまいます。
なので、夜に1日分の汚れをしっかり落としてから、寝てる間に必要な皮脂があった方が、紫外線から頭皮を守ることができます。
朝も夜の人は、皮脂が取られすぎてしまいますので、
夜シャンプーして、朝気なるようであれば流すだけにしましょう!!
コンディショナーやトリートメント
コンディショナーとトリートメントの効果の違いを知っていますか?
コンディショナー、トリートメントの付け方によって全然変わります!!
トリートメント→内側(毛髄質、毛皮質)を補修する役割
コンディショナー→外側(毛小皮:キューティクル)を補修する役割
週に2.3回トリートメントをして
毎日、コンディショナーをつけると良いです◎
トリートメントをしてあげるときは
トリートメントで内側を補修して、流してからコンディショナーでトリートメント成分が流れないようにコンディショナーで外側を補修します!
良いものを使っていても、使い方を誤っているとコンディショナー、トリートメントの最大の力を発揮することは出来ません。
コンディショナー、トリートメントをつける前にしっかり水気を取ってあげましょう!
タオルドライしてあげるとなお良いです!!
髪にたくさんの水分が入っていると、トリートメントの成分が髪の中に入りづらいです。
ある程度の水分で、付けてあげた方が、浸透力が高いです。
コンディショナーやトリートメントは毛先を中心にケアをしていくものです。
勢いあまって、頭皮に付けないようにしましょう!
ここで1番ポイントなのが、粗めのクシで、全体に梳かしてあげましょう!!
これをすることによって髪全体に髪全体にいきわたります。
全体にいきわたったら、トリートメントを、髪の内部に入れ込むように優しく握りましょう!!
ここで、シャンプーキャップを被って時間を置いたり、規定の時間放置してあげるとより良いです!!
お風呂あがりのケア法
洗い流さないトリートメント
ヘアオイルや、乳液タイプ、ミストタイプの洗い流さないトリートメント、いろんなタイプのトリートメントがありますね!
オイルタイプ、乳液タイプ、髪質によって仕上がりのまとまりや髪の質感が全然変わってきます!!
ちゃんと髪質にあったものを使うと美髪になれます!!
わたしは、美髪になるための工程で1番大切なのは洗い流さないトリートメントだと思います!!
洗い流さないトリートメントの効果としては、
水分油分を与え、髪が潤い保湿されてまとまりやすくなりうねりがおさまります
ドライヤー、アイロンからの熱による、乾燥パサつきを抑えます。
私の一番のオススメがCOTAシリーズの洗い流さないトリートメントB3
軽い仕上がりのサラサラにしてくれる乳液タイプのトリートメント。
乾いた時の手触りの良さ・まとまりにとても感動します!!毛先のパサつきを抑えて自然なツヤ感も出ます。
いままで一番髪の扱いがしやすいです!!
ツヤを出すために、巻いた後や仕上げの時にスタイリング剤のようにも使用してます!!
万人に使えるものですが、髪質によってはオイルタイプのほうがいい方もいるのでスタイリストに是非聞いてみてください!!
洗い流さないトリートメントの使い方
お風呂に上がったらできるだけ早くドライヤーで乾かすことが大事です。
その際、乾かす前にタオルでしっかりで根元の水分を取るように地肌をしっかり擦り髪が擦れないように毛先の水分も取りましょう!
ある程度水分をタオルで取っておくとドライが早く終わります!
そして洗い流さないトリートメントを全体につけて、コンディショナーの時と同様、
目の粗いクシで梳かしてあげると全体にトリートメント成分がいきわたり、
髪を熱から守ってくれます。
また、スタイリング剤としてツヤをだしたりやまとまってる感じをだしたい時にも使えます!!
ドライヤー
髪の毛を皆さん乾かしておりますか?
自然乾燥のほうがドライヤーの熱がないから傷まなそうって思われがちですが、髪が濡れている時が一番傷みやすい状態です。
また、頭皮、髪が濡れていると、菌やカビが増殖し、雑菌による髪へのダメージはもちろん、頭皮のトラブルや、ニオイの原因にもなります。
ドライヤーをするときは、手をしっかり降りながら根元から乾かしましょう!
根元から乾かしていくと、自然と毛先の方も乾いていくので熱にあまり当たらずに乾きます。
しかし髪がカラカラになるまでドライヤーで乾かしていると、
かなりの熱が当たるため髪が乾燥してしまいキューティクルが剥がれてしまいます。
仕上げに冷風で上から下に風を当ててあげるとツヤ感が出て美髪に!!
+α 美容院でしてあげたほうが良いこと
カット
肌は転んだりして傷が出来ても自然と治りますが
髪の毛は傷んだら治りません!!!
カラーやパーマ、ストレートパーマによるダメージはどんどん蓄積されているのです!!
なので、定期的なメンテナンスカットが大切です!!
伸ばしてるから出来るだけ切りたくない!!と思うかもしれないですが、ダメージ部分は、枝毛になり切れたりしてしまいます。
毎回美容室でトリートメントをしても
お店のトリートメントはダメージを補修してこれから受けるダメージを予防することは出来るのですが、どのトリートメントを使用しても修復する効果はありません。
ですが、髪の毛は1ヶ月に1〜1.5cmは新しいダメージの無いきれいな髪が生えてきています!!
生えてきた毛を大事にして、ダメージ部分は定期的なカットで切ってあげた方がキレイに伸ばすことが出来ます!!
ヘッドスパ
一番はじめにお話しした、頭皮が健康状態だと、美髪が生えてきます!!
頭皮の状態が悪いと、毛穴が詰まり、フケ、油分が多くなったり、頭皮トラブルになってしまったり
頭が硬いと、血行が悪いので髪の毛に栄養がいきません。
ヘッドスパをすることにより、
クレンジング効果のあるジェルやフォームをつけて毛穴に詰まった皮脂や角質、髪の毛の汚れを取り除き
マッサージによって、疲れや、頭のコリがほぐされて血行が良くなり、髪の根本まで栄養が行き渡ります!!
そして、souRiLeのヘッドスパは、
とっても効果抜群!!!
それについてはこちらのページで
https://www.sourile.jp/spa/3899
トリートメント
お店のトリートメントは、ホームケアトリートメントでは補修できないところを補修することができるトリートメントです。
美髪になるにはやはり、定期的に行った方がとても良いです。
そして、大体がホームケアトリートメントがあるので、1週間に2.3回お家で使ってあげることによって、
美髪を継続することができます。
いかがでしたでしょうか?
自宅のケア簡単でしたよね!!
美容室で行った時だけケアですと、
頻繁にいかなければ、常に美髪を継続することは出来ないです。
ですが、普段のケアで少し工夫することによって、毎日が美髪でいることができます。
是非やってみてください!!
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