『白髪ぼかし』って最近よく聞くようになりましたね。
白髪染めも色んな種類が増えて選択肢が広がってきました。
目次
『白髪ぼかし』って何?白髪染めと何が違うの?
『白髪ぼかし』とは???
ハイライトを入れたり、ブリーチで明るくしてから再度全体にカラーリングを行い
のちのち生える白髪を活かしながら(⇚重要です)、
白髪染めを使わずに白髪を明るく『ぼかす』染め方の総称です。
最近よく聞く『脱白髪染め』も
今まで黒っぽくしっかり白髪染めで染めていた髪に対して
白髪ぼかしの技術を応用したものです!
もちろん髪質、
白髪の多さ、
今までしてきたカラー履歴によりますが、
ケアブリーチという髪のダメージが少ないブリーチ剤やトリートメント剤を混ぜた薬剤を使用することでダメージを軽減させることがほとんど。
ブリーチ後に重ねるカラー剤は、一般的な白髪染めと違って白髪との境界がぼける様に明るく透明感のあるファッションカラー(おしゃれ染め)を使って染める事が多いです◎◎
つい10年位前まで、白髪をファッションカラーで染めるのはダメだ!とされてました。
なぜならファッションカラー(おしゃれ染め)で染めると白の部分がちょっとしか染まらずに色持ちが悪く、洗っていると2~3日ですぐに色が抜けてしまう!!というのが今までの常識だったからです。
白髪を染めにわざわざ美容院に来たのに『すぐ明るくなってしまう。白髪が染まっていない!』ではお客様も僕たち美容師も納得できませんでした。。。
ですがここ数年の間に薬剤メーカーさんの努力やデザインの幅が広がったこと
また皆さんの求めるものが変化したこともあり
最近ではオトナ世代もオシャレに明るめのヘアカラーを楽しめる時代になりました◎
今まだ従来の暗い白髪染めから抜け出せていない方、明るめファッションカラーでオシャレに『白髪ぼかし』挑戦してみませんか??
『白髪ぼかし』の具体的な方法
コロナ禍以降、マスク生活やテレワークきっかけは色々あると思いますが明るめのハイトーンカラーに挑戦される方が急増
白髪ぼかしが人気になったのは頻繁に美容院に行かなくても白髪が気にならない+明るい色も楽しみたい!といった需要にマッチしたからだと思います!
どうやって明るく伸びても気にならないカラーができるのか?
方法はさまざま。
お一人お一人の白髪の量、はえ方によってデザインは無限です!
何をどうすれば上手に暗い白髪染めを卒業して白髪ぼかしを楽しめる様になるのか
具体的な方法を解説していきます!
ハイライトで『白髪ぼかし』
細かく筋状に入れたハイライトはナチュラルな陰影や動きが出て人気です!
特に前髪や顔周りはかき上げた時にも動きが出て見えるように細かく明るいメッシュが入っています。
ケアブリーチを使って『白髪ぼかし』ハイライトする時には
顔周りの気になる白髪部分も一緒にすくってブリーチします◎(⇚重要です)
今まで白髪染めで染めている方がほとんどなので、
ブリーチすると必ずおしゃれじゃない昔のヤンキーみたいなオレンジイエローに色が抜けてきます。
オレンジイエローのままだと明るくはなったけど、オシャレさが足りないので、
シャンプーした後にもう一度上から希望のカラーリングをしましょう♪
ハイライト効果で光に当たって透明感が出て、表情まで明るく◎
気になる白髪部分に筋状の明るいハイライトが完成◎
伸びてきても白髪が気になりづらくなります!!
全体ブリーチを重ねて作るハイトーンカラーで『白髪ぼかし』
ちょっとお姉さんですが、夏木マリさんやデヴィ夫人などいつもハイトーンカラーにしていますよね。
おそらく年齢的に白髪もあるでしょうから、ハイトーンカラーで『白髪ぼかし』していると思います。
男性でも所ジョージさんや松本人志さんもブリーチして『白髪ぼかし』。
黒と白が混じったごま塩ヘアーより断然若々しくてオシャレに見えます◎
ハイライトの時と同じく、ケアブリーチを使って白髪染めで黒く染まった部分を明るくします。
オレンジイエローになったら上から色を重ねて希望のハイトーンカラーにします。
アッシュ系などの寒色やピンク・オレンジ系の暖色も両方できます!
全体をブリーチすることで一気に印象が明るくできますね◎
ところが、明るく仕上がると暗めに白髪染めしてた時より
褪色(=色落ち)が気になります!
ダブルカラーで『白髪ぼかし』した翌月はアルカリ濃度を低くしたファッションカラー(おしゃれ染め)で
傷みが出ないように染めましょう!
ブリーチ部分は乾燥しやすくなるので、
洗い流さないトリートメントは必須になります◎
ポイントカラーで『白髪ぼかし』
白髪が顔周りだけ固まって気になる方には
ポイントカラーで『白髪ぼかし』が向いています◎
白髪が気になる部分をポイントブリーチしながらデザインすることで
グッとオシャレになります!
ブリーチをする分量が少ないのでいちばんダメージが少なく
『白髪ぼかし』できますね!
『白髪ぼかし』をおススメしない方も!
ハイトーンになって気分も髪色も明るくいい感じ◎なのですが
もちろん向いていない方もいます!
ブリーチを使うので、ストレートパーマ、パーマをかけたい方にはおススメ出来ません!!
一度でも『白髪ぼかし』でブリーチした髪の毛は、表面(キューティクル)の損傷と、髪の内部のたんぱく質(コルテックス)が大幅に削れて壊れてしまいます。
ストレートパーマ、パーマはこの髪の内部のたんぱく質(コルテックス)に作用してかかります。
必要なたんぱく質が足りないところに薬剤が付くと
希望どおりのパーマ、ストレートパーマにならず、アルカリ焼けを起こしてしまいます!
最悪の場合、
髪がジリジリになってしまうことも・・・!?
これからやりたい髪型がパーマをかけたり
ストレートパーマをかけたりしないのか??
『白髪ぼかし』のケアブリーチで
明るくがいいのか??
今までの白髪染めで少しずつ明るく染めるのが良いのか??
しっかり美容師さんと相談してくださいね◎
まとめ
いかがでしたか?
明るい白髪染めのバリエーションが増えて選択肢が広がってきました。
ブリーチするので褪色するデメリットを、
カラーの色味をたくさん楽しむメリットに変えて
『白髪ぼかし』してみませんか?
大人世代の気になる白髪のお悩み解決になれば、と思います。
ぜひ、気になる方は美容師さんと相談してみましょう!!
自由が丘がお近くの方はお待ちしております◎
東京都目黒区自由が丘2−11−11水谷ビル5F
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educo per sourile 林 卓