
みなさんこんにちは。educoの林です。
自由が丘で白髪染めをお考えの方は、白髪染めについて詳しくまとめたブログが人気です◎
ぜひご覧になってください◎
⇊
前回は『白髪ぼかし』について詳しくブログにまとめました。
⇊
記事の中でも詳しく書きましたが、白髪ぼかしは基本的にケアブリーチを使って全体を明るい髪色にし白髪染めを卒業(脱白髪染め)する手法です。
なので、白髪ぼかしをおススメできない方もいます!

ケアブリーチをは従来のブリーチとは違い毛髪に優しくは出来ているのですが・・・
縮毛矯正(ストレートパーマ)、パーマをかけたい方にはおススメ出来ません!!
一度でもブリーチした髪の毛は、表面(キューティクル)の損傷と、髪の内部のたんぱく質(コルテックス)が大幅に削れて壊れてしまいます。
ストレートパーマ、パーマはこの髪の内部のたんぱく質(コルテックス)に作用してかかります。
必要なたんぱく質が足りないところに薬剤が付くと
希望どおりのパーマ、ストレートパーマにならず、アルカリ焼けを起こしてしまいます!
最悪の場合、
髪がジリジリになってしまうことも・・・!?
髪色も明るくしたい!
でも、パーマやストレートパーマも定期的にかけ続けたい!!
そんなあなたに!
『ブリーチなしで明るい白髪染め』をする方法をご紹介します。
目次
ずっと黒っぽくしっかり染めていたあなたへ!リタッチだけして徐々に明るく
気になる白髪をしっかり隠したい!と黒っぽくしっかり染めている方も多いですよね?
黒の色素はヘアカラーの中で特に頑固者!
ブリーチしないと明るくできません。
今回はブリーチせずにリタッチだけしながら徐々に黒く染めていた髪をこげ茶色にしていく方法をお伝えします◎
どのようにしたらリタッチだけで明るくなるのか?
ヒントはアルカリカラーの成分を知ると分かりやすいので説明します!!
アルカリカラーの成分は大きく分けて2つあります。
1つは髪を明るくする脱色成分。それと色素を髪の内側で発色させる発色成分です。
同じ色でも明るさによってこの配合が違います。
例えば、明るめの12レベルだと脱色成分が多め、発色が少なめ。
6レベルだと逆に脱色成分が少なく、発色成分が多くなります。
イラストにするとこんな感じ◎

明るい色で染めると発色成分が少ないので時間が経つと色味が抜けてきます。
アッシュブラウンに染めても、ピンクブラウンに染めても
必ず1ヶ月後、色味の抜けた1トーン明るいナチュラルブラウンになってきます。
このアルカリカラーの色落ちをうまく利用して根本だけリタッチしながら
ぼんやり焦げ茶色に明るくしていきます◎
日本人の地毛の明るさは4トーンくらいの方が多いです。

しっかり黒っぽく白髪染めされる方は地毛に近い4トーンで毎月染めているはず!
そして、4トーンで染めた髪は1ヶ月後褪色して5トーンになっています。
1ヶ月後いつもなら4トーンで染めるところですが、徐々に明るくしていきたいので
色落ちした髪の明るさ(=5トーン)に合わせて、今回は根本だけ5トーンで染めましょう。
同じように来月は5トーンで染まった髪が6トーンになっています◎(白髪の分量によって個人差あります)
ざっくりとした説明ですが、
来店時の色落ちした明るさにぴったり合わせて、少しずつ明るめの色でリタッチを繰り返すと
黒く染めていた方も、ブリーチなしでダメージせずに6〜7トーンのこげ茶色にカラーチェンジできますね◎

まだ白髪の本数は少ないけど、チラチラ見え始めて気になる方に『高明度×低明度ミックス』のリタッチ
白髪染めを使うと白髪はしっかり染まるけど、全体が暗くなる。
明るめカラーで染めると白髪がまったく染まらずに逆に目立ってしまう・・・。
そんな白髪の本数が少ないあなたは、『高明度×低明度ミックスのリタッチ』がぴったり。
先ほど説明したカラー剤に含まれる発色作用と脱色作用の関係を最大限に活かせる染め方です。
『低明度』の濃いめのカラーが入っているので染めたてはしっかり白髪も染まり、
『高明度』の明るめ脱色作用によって、1月後に髪が明るくなるスピードが通常の染め方よりグンと早くなります◎
ミックスする比率は、高明度:低明度=2:1がおすすめです。
8トーンに4トーンを2:1ミックスだと7トーンくらいの仕上がりになり、
12トーンに4トーンを2:1ミックスで9トーンくらいの白髪染めが可能です◎
白髪の分量が多いのがお悩みなら『根本は白髪染め×毛先はファッションカラー』

白髪が固まって生えていたり、白髪の分量が全体の10%を超えると白髪がちょっとでも伸びると気になりますよね。
そんな白髪の分量が多いのがお悩みの方には、『白髪染め×毛先はファッションカラー』がおすすめです◎
白髪染めで根本はしっかり染めて、根本以外の毛先を10〜14トーンの明るめファッションカラーを塗ります。
『白髪ぼかし』のケアブリーチと違って既染部を1回で明るくできません。
それでも10〜14トーンの脱色作用で少しずつキューティクルを開きながら明るくなります 。
2回、3回と回数を重ねるたびにブラウンを削って自然に明るくなってきます。
『白髪ぼかし』と違ってブリーチなしでダメージレス!
白髪染めには『白』を染めるのにブラウンがたくさん入っています。
すぐ色が抜けないように、色持ち良くするように考えられているのですが、明るくしたい時にはしっかり染まったブラウンが邪魔になってしまいます。『高明度のファッションカラー』を使ってそのブラウンを取り除きましょう◎
毛先が9トーンを超えるまではアッシュやグレーなどの寒色系カラーを使うのはNGです!
アッシュの色を毛先が吸ってしまって、色が濁って暗い仕上がりになってしまいます!
毛先に使うファッションカラーは色味を持っていないナチュラルブラウンを使うのがおすすめです◎
まとめ

いかがでしたか?
パーマやストレートパーマをかけたいので『ブリーチなし』でダメージレスに明るく染められそうですよね?
『明るい白髪染め』はブリーチを使うだけではなく、根本のリタッチだけ繰り返したり、リタッチの配合を工夫したり、毛先の塗り分けで対応可能です。
ぜひ、担当の美容師さんに相談してみてくださいね◎
もちろん自由が丘がお近くの方はご来店お待ちしています!

東京都目黒区自由が丘2−11−11水谷ビル5F
03−3717−1511
educo per sourile 林 卓