天然パーマ歴44年のeducoの林です。
さて皆さんの髪のお悩み第1位は何ですか?
美容師を20年以上していてたくさんのお客様とお話した体感として、
髪の毛のお悩み堂々の1位は・・・
『クセ毛』です。
クセ毛に悩まされる方の対策は『縮毛矯正』でクセを抑えるという方が多いですよね。
ところが、なるべく髪をダメージさせたくない!
何なら『縮毛矯正をかけずに』、『クセ毛を活かして』いきたい!
そんなあなたにクセ毛を活かすヘアスタイルをお教えします。
『脱・縮毛矯正しよう』
男性のお客様は、30歳を超えた辺りから『縮毛矯正』をかける方がほとんどいなくなります。
何故でしょうか?
僕が思う理由は、オトナになってストレート感の強いピンピンのヘアスタイルが好みじゃなくなるのが1つ。
あともう1つは、すっきりと短いショートで清潔感を求められるからかな、と思います。
年齢を重ねると重力に逆らえずフェイスラインがたるんできて、
ヒゲなどの無精髭も顔まわりに増えてきて、清潔感が減ってきます!
そうすると髪が長めよりスッキリと短く刈り上げたショートヘアが清潔感ありますよね。
もちろん『やっぱり縮毛矯正をかけたい!』と心変わりして、短い髪にしっかりと縮毛矯正をかけてしまうと、どうしてもカッパぽくなってしまいます。
やはり30歳を超えたオトナ世代の男性は『脱・縮毛矯正』になりますね。
では、
今回は縮毛矯正をかけずに
ご自分のクセを活かしてスタイル作りできる方法をご紹介します。
パーマ用ムースを使おう!
パーマ用のムースを使ってご自分のクセを存分に活かしてパーマっぽくしてみましょう。
ムースと言えばトレンディドラマ全盛期に流行っていましたね。
ただ、当時使っていたのは【ハードムース】です。
半乾きの髪にたっぷりのハードムースでパリパリしていました。
その当時は芸能人の髪型も
安全地帯の玉置浩二さんや
バービーボーイズのコンタさんみたいにパリパリ。
ハードムースでパリパリにしっかり固めるのがトレンドでした。
今回は【パーマ用のソフトムース】を使いましょう。
朝、髪をしっかり濡らしたらタオルでしっかり地肌を拭きます。
少し湿り気のある状態がクセもパーマっぽくなりやすく、硬い髪も扱いやすくなります。
ムースを付けたら自然乾燥するので、根本だけ!ドライヤーします◎
ショートでたまご1個分、
ムースを根本5cmほど開けてもみ込みます。
ムースの白い泡をつぶしながら均一になじませるように!
全体にムースが行き渡ってしっとりしたらほぼ完成◎
あとは自然乾燥するだけ。
もみ込むことでクセ毛のムラが無くなりパーマっぽくなります◎
ご自分のクセが強くてムースを付けてもモサモサしてまとまらない方は
ムースを付けてすぐジャンボコームで梳かしましょう。
ムースに含まれる水分と油分でクセを伸ばしつつまとまりが良くなります◎
10分〜15分自然乾燥した後はクセがモサモサせずにムースで束感が出来ます。
そのままでも大丈夫ですし、必要に応じてワックスを上から重ねて付けると1日セットが長持ちします。
『脱・縮毛矯正』したい方は、朝濡らして『パーマ用ムース』おすすめです◎
是非、お試しくださいね◎
縮毛矯正のやめ方【実践編】
縮毛矯正をかけた髪の毛は半永久的にまっすぐです。
クセ毛を活かすと決めたら、美容師さんと相談しながら
段階を踏みながら『脱・縮毛矯正』しましょう。
髪の毛は1ヶ月1cm〜1,5cm伸びます◎
自毛を伸ばしながら縮毛矯正部分をカットしていきましょう。
脱・縮毛矯正の途中におすすめヘアスタイルは?
①ベリーショート
ボウズに近いしっかりベリーショートを目指すならバッサリ縮毛矯正部分をカットしてしまうので『脱・縮毛矯正』に一番早いです。
と言っても、さすがにいきなりボウズは難しいですよね。
短く頭の形を活かしてトップや前髪だけ長さをキープ。
裾はすっきり刈り上げましょう◎
すっきりベリーショートならワックスやジェルなどいつもの
スタイリング剤で動きを出してビジネスOKでカッコよく決まります!
②クセを活かしたツーブロックショート
クセを活かしたツーブロックショートなら、内側は刈りあげて短くなるので、クセを気にせず短くしてOK。
上の部分はクセを活かしながらセットできるように、数回に分けてカッコよくカットしましょう◎
1ヶ月に1cm伸びるので、おそらく半年後には縮毛矯正部分を無くせます!
もちろん最終的なヘアスタイルのゴールをカットしてくれる美容師さんと共有しておきましょう。
長さのあるトップをムースで揉みこみながらクセ毛を活かしてカッコよくなります◎
縮毛矯正部分が無くなって、地毛をムースでセットするとこんな感じ。
もちろんクセ毛の強さによりますがパーマをかけたみたいにできますね!
脱・縮毛矯正したい方は参考にしてみてくださいね。
educo per sourile 林 卓